高校時代の同級生で、鍼灸師の杉下辰雄さんから、スマホケースのご依頼を頂きました。

彼は実家が鍼灸院を営んでいることもあり、4年前に独立開業して活躍している鍼灸師です。

彼が選んだ言葉は、

『拇指処』

でした。

彼の鍼灸院『鍼灸指圧 杉下治療院 Thumb'z Space-サムズスペース-』から、Thumb'z Spaceを漢字で表したらこうなるだろうと考えたそうです。

“名は体を表す”と言いますが、英語表記を漢字で表す、という発想が面白いですね！

今回のポイントは『拇』の【母】の部分だけ大きく崩して、アクセントにしてみたことです。

彼も幼い頃に書道を習っていた時期があり、筆文字が好きだということで、

『【母】の横画の部分の筆の運びが良いね！』と気に入って頂けました。

後の『指』と『処』の二文字は、崩しつつも原型を留めておいて、それと分かるようにしておきました。

筆の運びがちょっと違うだけでも随分と印象が変わるものですね。

ゴールドミラーのケースとも相まって、とても上品で、お洒落に仕上がりました。

こうして、お店や主催するイベントの宣伝にも使えますし、ご覧になった方との会話のネタにも一役買ってくれますね。